自律神経を整えるヨガポーズ

自律神経を整えるヨガポーズ

 

こんにちは、ヨガインストラクターのAKEMIです。

 

あなたは、最近「疲れがとれないなあ」 「なんか不安」

 

「頑張りたいけど体が動かない」と感じることはありますか?

 

もしかしたら、その原因は、自律神経の乱れからきているかもしれません。

 

今日はそんなあなたに、自律神経を整えるヨガポーズをご紹介させていただきます。

 

自律神経のバランスが崩れる直接的な原因は特定できませんが、

 

気候が大きく変化する季節の変わり目は、気圧の変動によって身体が対応しようとするため、

 

自律神経は身体の機能を整えようと働きます。

 

そのため交感神経が優位に働き続けると、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。

 

自律神経の乱れは、バランスが崩れて症状が生じているので

 

身体の臓器や血液などには問題はありません。

 

検査をしても異常がないので、「気のせい」とされてしまうことも多々起こります。

 

自律神経のバランスを整えたい時は、適度に身体を動かすことも有効な手段の一つです。

 

 

では、自律神経とは何かを説明しますね。

 

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、

 

あなたの意思とは、関係なく内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするため

 

休むことなく働き続けています

 

 

 

交感神経

 

昼間の活動時に優位になり、集中したり、緊張したり興奮したときに、

 

汗を出したり心臓の鼓動を早めたりします。

 

交感神経が優位に働くと血圧が上がり、瞳孔が拡大して、心と体が興奮状態になります。

 

 

 

副交感神経は、

 

リラックスしているときや、休息している時に優位になり、

 

夜間や寝ているときに内蔵の動きを高めたりメンテナンスを行ったりしています。

 

副交感神経が、優位に働くと、血圧が下がり心拍数は減少。

 

瞳孔が収縮し、心と体が休んでいる状態になります。

 

交感神経と、副交感神経は、うまくバランスを取りながらいつも働いています。

 

この2種類の神経がどう作用するかによって、心や体の調子は変わります。

 

 

 

では、自律神経がバランスを崩すとどうなるでしょうか?

 

臓器

 

胃酸が過剰に分泌されると「神経性胃炎」

 

腸のぜん動運動に異常が生じて腹痛を伴う下痢や便秘が起こると「過敏性腸症候群」

 

突然浅く速い呼吸を繰り返すと「過呼吸症候群」

 

 

ホルモン分泌

 

更年期に多いホルモンバランスの乱れは、自律神経系の体温調節機能を障害に導きます。

 

火照りやのぼせ、急な発汗、冷感など

 

 

身体的症状

身体がだるい、眠れない、発汗、ほてり、動悸(どうき)、息切れ、めまい、頭痛、食欲不振、下痢、便秘など

 

精神的症状

イライラ、不安、やる気がでない、パニック

 

 

 

改善策 おススメヨガポーズ

 

背骨を大きく動かす猫のポーズ。

 

背骨と自立神経は深いつながりがあり、背中を丸めたり反ったり動かすことで

 

背骨の緊張がとれて、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。

 

吸う時は交感神経が優位になり吐く時は副交感神経が優位になるといわれています。

 

ゆったりと深い呼吸とともに行いましょう。

 

意識して呼吸を行うだけでも自律神経の調整へとつながります。

 

 

 

それでは、はじめましょう

①四つんばいになり、肩の下に手首をつきます。

 

手元は大きなパーに。

 

手首がマットの前側と平行になるようにセットします。

 

足元は膝と膝の間を握りこぶし一個から一個半分くらいあけましょう。

 

 

 

 

②息を吐きながら背中を丸くしていきます。

あごをひいて目線はおへそを見ていきます。

 

手と手の間に頭を入れていくような感じです。

 

痛いことはしない。気持ちよく感じながら、

 

縮こまった体をゆっくりと伸ばすことが大切です。

 

 

 

③息を吐ききったら、今度は息を吸いながら、頭を上げて骨盤から一本ずつ背中を反らしていきます。

 

気持ちよく胸を広げていくイメージです。

 

このとき首がつまったり、腰に痛みが走るようでしたらその手前でやめてください。

 

 

背骨を猫のように丸めたり反ったり、ゆったりあなたの身体と会話しながら動いていきましょう。

 

これを何度か繰り返します。

 

 

背骨は、神経の通り道です。背骨を柔軟に動かすことで、神経の伝達がスムーズになり、

 

自律神経の調整へとつながります。

 

普段からストレスが多い人は交感神経が優位になっていることが多いです。

 

あなたの生活習慣を振り返り、乱れる原因を探ってみましょう。

 

 

それでも、症状が改善されない場合は、お近くの医療機関で受診しましょう。

 

自己判断ではなく、医師の診断を仰ぐようにしてください。

 

 

 

あなたが心と体に向きあい会話することで本来持っている自然治癒力も高めていけます。

 

もっと詳しくは知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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